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元ベンチャー企業CIOにして、自称LOHASのカタリスト。日々のロハスな出来事をエッセイにしてみるつもりですが、全然関係ないことも一杯書いてるような気がする。


by lohasway
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安かろう悪かろう

昨今の食の安全に関する様々な問題もそうだが、まさに「安かろう悪かろう」というか、ものの「適正価格」を体感するようなことが最近あった。

自社で運営しているネット通販サイトだが、昨今はショッピングカートシステムにもオープンソースのものがあらわれ、カード決済の部分にまで無料で出来上がったモジュールがあったりして、なんて便利な世の中になったんだーと、ほくほくしていたのだが、実際に活用を始めてみたら、でるわでるわの問題だらけ。

お客さんが使う表側の機能はまあまあ上手に仕上げられているのだが、裏側の店舗側の管理機能がしょぼすぎ!取ってつけたような機能ばかりで、実務面での要件定義が浅すぎて、これでどうやって店舗運営するのって感じ。

おまけに、その不備をしてきしたら、「しょせんオープンソースですから・・・」とか、「いや、この価格ではこれ以上のことはできません。開発会社にお金払ってお願いしてください。」とか、逆切れされてしまう始末。結局そうやって、敷居を低くしてまずは使わせて抜けられなくしたところで、それなりのお金をふんだくろうってことなのね。

一応、PHPのプログラミングもできる私ですが、かなり大掛かりになってるソースを解析して、仕組みを理解して、トラブルシューティング、そして機能追加なんてやってたら、ショップマスターじゃなくて、開発ベンダーになっちゃうよ!いつまでたっても売りにエネルギーがさけません。

まあ、冷静に考えりゃあ、当たり前のことか。昔から言うように、「ただより高いものはない。」
ものには適正価格というものがあるのだ。こんなところでも、いい勉強をさせてもらいました。

手軽にECを始めようとするなら、何社かがやってる格安の有料レンタルカートの方がよっぽど、コストパフォーマンスが高いです。いや、ほんとにこっちもすごいなー、この値段でここまで機能がついてるのかーと、びっくりしてしまいました。

いくつかあるオープンソースのECパッケージは、いろいろカスタマイズしてオリジナルを作りたい人のための、ベースと考えたほうがいいです。ハイ。
ECにかかわって丸8年。PHPでの新規開発から、楽天、Yahooショッピング、OS-Commerce、EC-Cube、そしておちゃのこネット等、いろんなECシステムを渡り歩いてきました。
コンサルタントとして食えないかな。誰かお仕事ください(^^)
# by lohasway | 2008-10-07 23:55 | ビジネス

白い割り箸

マーケティング用語でいう「キャズム」を最近超えた感がある、My箸。皆さんは持ってますか?大体、「イノベーター」か「アーリー・アドプター」に入ることの多い新しい物好きの私も、やはり2年ぐらい前から会社に置き箸して、よくランチには持ち歩いてます。

何件かの行きつけのお店では、箸をもつことにより顔を覚えてもらえてたりして、大して行きもしないのに常連のような気分になってうれしかったりもします。

始めたきっかけは、会社にエコの好きな人がいて、その人に背中を押してもらった感じです。なんか使い捨てがもったいないな、というエコな気持もあったのですが、あの白さが妙に気持悪いなー、という動物的本能もあって持つことにしました。

その直感についてなんですが、それを確信に変えてしまうような恐ろしい話を先日、取引先の社長から聞いてしまいました。

それは、割り箸については、森林伐採やごみ減量等の環境問題で槍玉に挙げられることが多いが、そんなことよりもそもそも体に悪い可能性が大いにあるんだよと。一回きりの使い捨てで衛生的で安心して使えると思って利用してたら大間違いで、実は割り箸には防かび剤や漂白剤がかなりの確率で使われているらしいのだ。時々、割り箸についてる粉のようなもの、あれは木屑だと思ったら大間違いで、それらは薬品が乾燥して粉を噴いてるかもしれないよ、と脅されてしまいました。

それで、早速ネットで調べて見ると、確かにそのような話がでるわでるわ。

実際に政府が動いてチェックをしたことあり、結果としては許容範囲を超える数値ではなかったと結論付けているが、その許容範囲というのも何を根拠に決めたのかもよくわからんし、そもそもやっぱり使われてるんや、そんなもの一緒に食べてるんやと思うと、白い割り箸が本当に怖くなってしまった。

このような事実に対して、日本割箸輸入協会なるものが、消費者が安心して割り箸を使用できるようにするために、認証制度を導入してはいるらしい。日本食品分析センターにて代表的な防カビ剤等の薬品の検査を済ませたものについては、検査済みマークを発行するようにしているらしいのだが、そんなもの所詮抜き打ちのサンプル調査だろうし、どれぐらいの頻度でやっているのかもわからんし、そもそも食堂とかで箸たてにわさっと裸で入ってる割り箸なんか、マークの確認しようがないやん!

そういう食堂の割り箸に限って妙に白かったりするから、こりゃほんまに怖くて箸が使えん・・・
そもそも俺が学生の頃はそこには塗り箸が刺さっていた筈。ほんま、昔はよかった。
そんなこんなで最近は昼間だけでなく、夜もなるべく箸を持ち歩いております。
皆さんも自分の身は自分で守りましょう。
# by lohasway | 2008-10-02 23:54 | エコロジー

クレド

今日は数少ないお気に入りのTV番組の一つである、NHKの「プロフェッショナル - 仕事の流儀」の日。どうでもいいことだが、ちなみに私が「プロフェッショナル」以外でほぼ毎週欠かさず見ている番組。
- 「サラリーマンNEO」 @NHK
  Oh,No!今シーズンは終わってしまった!来春まで待ちきれない!
- 「ER」@NHK
  ようやく13シリーズがはじまったよー。待ちくたびれたっちゅーねん。
- 「カンブリア宮殿」@TV大阪
  よんでくるゲストがいつも面白い。
- 「仮面ライダー・キバ」@朝日
  ライダーシリーズはなぜか面白くてずっとやめられん・・・
同じ趣味の人、コメントくれるとうれしいな・・・

さて話を戻すと、今日はアンコール放送とのことで、この春放送分で反響の非常に大きかった、がん看護専門看護師、田村恵子さんのお話。個人的に、たまたま見逃していたのでラッキーでした。

その内容といえば、沢山の反響が寄せられるのがよくわかる、涙なくしては見れない心打たれるその仕事への姿勢。年間350人近いがん患者と向き合う、それは死とほぼ毎日向き合うような仕事。端から見れば辛く悲しいことばかりが毎日のように起こるわけで、その中で希望を見出し、自分のやるべきこと行っていく精神力、というか「心の支え」ははどこからくるのだろうと見ていたのだが、その働いている病院が映像の中でキリスト教系であることに気づいて納得した。

彼女の言葉として発せられている、「信じてゆるがない」とか「信じてあきらめない」。まさにマザーテレサの「クレド」の実践者。日々信仰を深めて自分を磨き、時には支え、看護のプロフェッショナルであり続けようとしているのであろう。

現代では、「宗教」というとなんかちょっと引いてしまうところがあるのだが、こういう形で「信仰」の力を見ると素敵だなとも改めて感じ、すこしはその精神を理解してみようかなとも思ったりする。

著名な「リッツカールトン」での成功事例もあり、ビジネスでも「クレド」を取り入れる会社は増えてきているようだ。ただ、私の前職の会社でもそうだったが、やはり最初は付け焼刃的なところが否めず、なかなかうまく言っている事例は聞かない。

完成度を高めるには、やはりそれなりの試行錯誤と熟成の期間が必要なのだろう。
前職では私は残念ながら「クレド」から外れていることを自覚したのでぬけることになったが、残った皆さんは一致団結して素敵な会社へ飛躍することを願っております。

ただ今、自分自身のクレドの熟成中です。
# by lohasway | 2008-09-30 23:38 | ビジネス

地球寒冷化?

今日は寒い一日だった。
それでふと思い出したのだが、今月、新聞かTVのニュースであった気になるトピック。
それは、「地球寒冷化説」。少しググッて見て、そのニュースについて割とわかりやすくまとめられているのがここ

今、地球温暖化説は、既に仮説ではなく定説として浸透し、その元凶とされている二酸化炭素削減のために政府や世界レベルで様々な取り組みがなされている。

しかしながら、それは未だ仮説の域を出ていなくて、実は天文学者の間では全く反対の仮説もあり、それが地球寒冷化説。寒暖の波は四季と同じで周期的に来るものであり、温暖化のピークは既に過ぎているのではないかと。それを具体的に示すもの例として、太陽活動の象徴である黒点が例に挙げられ、ここ数年減少傾向にあり、ついに先月はひとつも観測されなかったという事実があり、にわかにニュース等でも取り上げられ、ざわつき始めているらしい。

まあ仮説というのは人の数だけ色々と生まれるものだが、寒冷化説だって二酸化炭素排出量削減に反対するグループの作り出すプロパガンダではないかという憶測もなきにしもあらずだが、いずれにせよ地球温暖化といのが「仮説」の域を脱していないのは確かなよう。

ただ、定説となるような検証がなされないまま、国家レベルで予算がついて様々なアクションがとられ始めているのは、記事のライターの方も書いているが、大丈夫なのかと。寒冷化説が正しいとすると、向こう何十年かは気温が下がることになるだが、温暖化に比べると寒冷化の方がはるかにおそろしいと。それは、日照不足により深刻な食糧不足になることが予想されるらしいのだ。となると国家レベルでの最重要項目として取り組むべきは食料対策であるはずなのだが、今この国の食料行政は目も当てられない状況にあるのは周知のとおり。

まあLOHASも大事だけど、国家レベルでの生き残りという意味でも日本は食料自給率を何とかしないと、この国に未来はないですね。庶民レベルでできることがあるとするなら、やはりフェアトレードか。国内の農家の人たちが作るものを、適正な価格で買うような世の中にならないことには、未来が見えない。
# by lohasway | 2008-09-29 22:30 | エコロジー

地域でする子育て

今日は小学生の息子たちの運動会。
先週の中学の運動会とは打って変わっての曇り空で天気がちょっと怪しい・・・ なんとか最後までもってねと祈りながら学校へ。

朝一からPTAのお母さん方が、入り口での入場パスポートチェックや駐禁の広報&見張り活動をしてくれている。運動会は、お弁当作りと重なって朝はほんとに大変だと思います。なんとか運動会の日だけでも「父親の会」を結成して変わってあげたいと思っているのだが、未だに形にできずにで申し訳ない限りです。

さて、小学校の運動会は、今回で通算9回目の参加で皆勤賞。毎回いろんな発見があるのだが、今回改めて思ったのは、保護者はもとよりこの地域の皆さんの素敵なこと。PTA会長をするようになって、他校の役員さんとも話しをする機会が増えるにつれ、それを実感することが多い。

運動会は、父兄参加イベントでは一番大きなものなので、参加者の数に比例して課題もいろいろあります。学校内でのお酒やタバコはもとより、場所取りや車の駐車問題etc.。でも、皆さんのご協力とPTA本部の広報&見回り活動の結果で年々よくなっていることを実感しています。今回は、新たに終了後のゴミ拾いを皆さんに呼びかけ、自分ももちろん参加したのだが、ゴミがほとんど落ちてない。なんかとてもうれしくなりました。

日頃より下校時の子供達の見守り活動をしてくださっている地域の皆さんも観覧にお越し頂き、子供たちに声援を送ってくださるのは、本当にすてきなこと。子供って、ほんとに親だけじゃなくて、先生始めいろんな周りの人に育てられてるんだよなーと、実感します。

皆さんの意識と行動に感謝感激です。
# by lohasway | 2008-09-28 23:16 | 子育て